HaRuの足跡 2011~2012
2015年 06月 25日
多くの人が人生のどん底を経験したことがあるのではないでしょうか。
何もかもを失い
耐えられない試練の連続
度重なる不幸
裏切り
そんなことが次々と身に起こり
目の前が真っ暗になるような感覚
抜け出せないと思う毎日
先が見えない不安
いつまでもこのまま続くのではないかと思うと
苦しくて、悲しくて・・・
でも、毎日毎日次の日はやってくるんです。
不思議と仕事をやめたい
とは、少しも思いませんでした。
まぁ、やめてしまったら
本当に何もなくなりますから
するとどうでしょう
ゼロになってはじめて湧き上がる思いがありました。
徹底的に自分と向き合い
自分の内側を知り
これからどう生きていけばいいのか
どう生きていきたいのか
はじめて真剣に考えることができたんです。
今だから言えるのですが
成長の時だったんだ!
チャンスをもらったんです。
自分が一番大切にしたいものは何なのか。
ゼロになったことで自分の本質、本来の自分を知ることができたんです。
するとどうでしょう
削ぎ落とすだけ削ぎ落として軽くなった心は
ポジティブに物事が考えられるようになりました。
何もかもなくなったと思いこんでいたのは自分だけで
本当はなにも失ってはいなくて
あれもある、これもある
あんなことしたいこんなこともできるかも
あれ?結構あるかも(笑)
そう思うと、いろんなことが楽しみでしかたなくなってきました。
もう結婚式の仕事をしない
トラウマを抱えてしまった心は、結構頑固で
すべてを否定して、なかったことにしてしまう。
逆に、そう思うことで、蓋をしていた気持ちはどんどん
軽くなっていて
受け入れ始めて、自分はなにができるのかそう考えたとき
必要とされたくて
自分の生きている価値を証明したくて
自分が学んできたことは、そっくりそのまま人に伝えることで
存在価値がある
たどり着きました。
何も怖がるとこはない
簡単なことでした。
ドアを開けるだけでいい
改めて、レッスンという形で「ウエディング」を再開
そんな時。
ちょうど同じ頃に、現スタッフのめぐちゃん登場です。いや、搭乗ですね(笑)
上昇気流に乗った飛行機に乗り合わせてきた乗客。
同じように、レッスンに通う生徒が同時期に数名いらっしゃいました。
あぁ、なんて嬉しい
幸せだなぁ
花の仕事をしていてよかった
あきらめなくてよかった
満たされていく自分がいました
こうして、生徒に「技術」を伝え、花の楽しさを伝えることで
私は、克服することができました。
でも
その頃はまだ、あることの
本質に気がついていなかったんです。
それが何を意味しているのか
どうして、生徒たちはここへ集まってきていたのか
私は知りませんでした。
by flower-haru
| 2015-06-25 17:13
| 夢が叶う仕事術