うれしいお話しと怖~いお話し
2009年 08月 04日
鳥取は狭い。人と人とのつながりは深い。
また詳細が決定したらご案内します。
さてさて、今朝通勤途中ラジオから聞こえてくるあの人の声
夏になると出てくるあの人ですよ。あの怖い話しをする人。
で、私もあっ・・・こんなことあったなぁって。
*これ以下の話しは本当に体験した怖い話しです。
信じる信じないはご自由に、読みたくない方はご遠慮ください。
あれは、ちょうどこんな季節だったかな
横浜に出張していた私は、朝から晩までびっしりのその日の用事を終え
予約をとっていたホテルへと向かった
中華街を抜け、山下公園を見渡せるおしゃれなホテル
おそいチェックインのためコンビニで軽い晩ご飯と翌朝の朝食を買い
暗い夜道を歩き到着
時計は21時を回っていただろうか
予約の時点で 素泊まり を決め込んでいた私は
一番安い部屋をお願いしていた
場所柄そこそこのホテルらしくエントランスにはベルボーイ
フロントからアンティークな鍵を受取ると
「お部屋までご案内します」と手荷物を持って前を歩き始めた
箇所箇所に古い絵画やランプなど中世のヨーロッパ風とでもいうのか
うん、いい感じ♪
絨毯が柔らかい、薄暗い廊下を静かに進むボーイさんに付いていくと
ん?・・・なんか天井が低くなった感じ
それに廊下の幅も気持ち狭まったような・・・
さっきからくねくね曲がってずいぶん歩いてきたな・・・
なんだろ、空気が薄い
「こちらです」
そこは1階の奥
エレベーターには乗っていないのに、ちょっと地下?なくらいの低い感じ
ベッドとテレビだけの狭い部屋
電灯もかなり薄暗い
「こちらがシャワー室とお手洗いです」
どうせ寝るだけだから、と金額の安い、浴槽のないシャワーのみを選んだ私
「どうもありがとう」
ボーイさんにお礼をいってドアを閉める
はぁ疲れたな・・・
気付くとさっきからガンガン偏頭痛がしてる
窓でも開けて空気を入れ替えよう
腰の高さの窓を開けてみるとショック
隣の建物の壁が手に届きそうなくらいの閉塞感
安い部屋もここまでくると一流だなぁ
窓を閉めベッドに腰掛け
TVをつけてみたら、つまらないお笑いの番組
ふぅ~、でも食べたことにするか
洗面台で手を洗い、シャワールームを見渡す
当時、髪が長かった私は朝シャン派
なんかシャワー浴びる気がしないな・・・
朝でいっか・・・
でもこんなレトロなシャワールームなかなかないよな
写メでもとって相方にメールしようかな
ずーんと重い
なんだろう、さっきから息苦しい感じ
・・・・・
絶対写真になんか写るよ!・・・きっと
とたんに気味が悪くなり
さっさと顔を洗ってベッドにもぐりこんだ
もう~付いてんだか消えてんだかわかんないような
役に立たない電灯も付けっぱなしで
目を閉じた
なにもありませんようにっ
アラームの音で目が覚めた
早朝5時台には出発だったため
怖がる余裕はなくさっさと支度を済ませ部屋を後にした
連泊の予定だったが
もちろん部屋を変えていただいたというのは言うまでもない
あれはいったいなんだったんだろう・・・
おまけ
その次の夜は、打って変わって超眺めのいいお部屋!
急な部屋の変更希望でシングルの空室はなかったらしく
たった3,000円の追加でラッキーなことに、シングル料金で豪華なツインにありつけた
ベランダで夜景を見て空気をすって
夜風にあたり幸せ気分
これ見よがしに、バスタブに湯を張って贅沢に極楽極楽♪
しかし、そのままで終わらなかった・・・
真夜中・・・ぐっすり眠っていると
遠くから 音 が聞こえてきた
はじめは小さい 音 だった
それはど徐々に大きくなってきて
あきらかにこっちに近づいてくる来る!
聞いたことのない 音 が・・・
それは数秒で
ごーっ という爆音に
しかもびりびり振動まで!!
なに?飛行機?戦闘機?えーっつ!!!
ベランダに出て音のなる方へ目をやると
何十台ものバイクの集団が道路一面蛇行運転走行中
ぼ・暴走族!
いやはやとんだ横浜出張
今度は絶対にプライベートで遊びに来てやる~!!
と、誓った夜でした とさ。
ちゃんちゃん
by flower-haru
| 2009-08-04 16:55
| 日記